PR

介護職員初任者研修は、
働きながら・無料で取れる?
今の状況で選ぶ3つの道

研修会場の教室。机の上の教科書とノート、奥に介護実習用のベッドと車いす

「介護の仕事をしてみたい。でも、資格の研修って高そうだし、今のパートも休めない」

介護に興味はある。調べると「初任者研修」という資格が出てくる。何か月もかかるのか、いくらかかるのか、仕事を続けながら通えるのか。分からないことだらけで、調べては閉じてしまう。

大丈夫です。初任者研修は、あなたの今の状況に合わせて取り方を選べます。 働きながらでも取れます。仕事を探している間なら、受講料なしで学べる道もあります。

30秒でわかる結論

  • 初任者研修は、介護の基本の知識と技術を身につける研修です。合計130時間で、最後に1時間ほどの筆記試験があります。
  • 働きながら取るなら、通信と通学を組み合わせた講座を選びます。
  • 仕事を辞めて、ハローワークで仕事を探しているなら、公的職業訓練は受講料が無料です(テキスト代などは自己負担)。介護系の訓練もあります。
  • 雇用保険に入って働いているなら、国が指定した講座で、受講費用の一部を教育訓練給付金として支給してもらえます。
  • 公的職業訓練と給付金は、始める前にハローワークで確かめられます。

初任者研修で学ぶこと

初任者研修は、訪問介護の仕事をしようとする人や、施設や在宅で介護の仕事をしようとする人のための研修です。都道府県か、都道府県が指定した事業者が行います。

130時間のうち、いちばん長いのは「こころとからだのしくみと生活支援技術」の75時間。食事や入浴、移動の介助など、介護の現場で毎日使う技術を身につけます。残りは、介護の基本、認知症や障害の理解、コミュニケーションなどです。

介護の経験がなくても、ここから始められるのが初任者研修です。

介護職員初任者研修の取り方は今の状況で3つ。働きながらなら通信と通学を組み合わせる(通信は最大40.5時間まで)。仕事を辞めてハローワークで求職中なら公的職業訓練で受講料無料(テキスト代等は除く)。雇用保険に入って働いているなら、国が指定した講座で教育訓練給付金(受講費用の20%・上限10万円)。研修は合計130時間

道1:働きながら、通信と通学で取る

今の仕事を続けながら取るなら、通信と通学を組み合わせた講座を選びます。

  • 自宅で学べる通信の部分は、最大40.5時間までと決まっています。残りは、教室やテレビ電話を使った授業などで受けます。
  • 通学する日が今の仕事の休みと合うかどうかは、申し込む前に講座へ問い合わせて確認しましょう。
  • 勤め先に資格取得の費用を補助する制度がないかも確かめてみてください。

道2:仕事を探している間に、公的職業訓練で取る

ハローワークで仕事を探している人は、公的職業訓練(ハロートレーニング)を使えます。

  • 雇用保険を受けている人向けの訓練は、受講料が無料です(テキスト代などは自己負担)。
  • 雇用保険を受けられない人向けの「求職者支援訓練」も、受講料は無料です(テキスト代などは自己負担)。条件が合えば、受講中に月10万円の受講手当などを受けられる場合があります。
  • 訓練には介護系のコースもあります。初任者研修が取れるコースかどうか、ハローワークの窓口で聞いてみましょう。

道3:働きながら、給付金を使って取る

雇用保険に入って働いている人(または辞めてから1年以内の人)は、教育訓練給付金を使える場合があります。

  • 国(厚生労働大臣)が指定した講座を修了すると、受講費用の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。
  • 雇用保険に入っていた期間が3年以上必要です。初めて受ける人は1年以上あれば対象になります。
  • 申請は、修了した日の翌日から1か月以内です。
  • すべての講座が対象ではありません。申し込む前に、その講座が指定を受けているか、自分が受けられるかを、ハローワークで確かめられます。
下調べ係
下調べ係

資格がないから、と止まらなくて大丈夫。初任者研修は、介護を始める人のための研修です 🌱

まとめ:今日やることは1つだけ

今の状況に合う道を1つ選んで、ハローワークか講座の説明会の連絡先を調べる。 資格がなくても、介護の仕事は研修から始められます。

  • 初任者研修は、介護の基本の知識と技術を身につける130時間の研修。
  • 働きながらなら、通信と通学を組み合わせる。
  • ハローワークで求職中なら、公的職業訓練で受講料は無料(テキスト代などは自己負担)。
  • 雇用保険に入って働いているなら、国が指定した講座で教育訓練給付金が使える。
  • 公的職業訓練と給付金は、始める前にハローワークで確かめられる。

介護の仕事を始めたあとに、職場を選ぶときの見方は「介護職を辞めたいのは甘え? そのつらさの多くは、職場の条件から来ている」に、書類の書き方は「介護の職務経歴書、何を書けばいい?『毎日の介護』は、そのまま書ける経験になる」にまとめておきました。

※ 参考にした資料

  • 厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について」
  • 厚生労働省「ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の全体像」
  • ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」
タイトルとURLをコピーしました