ダイエット方法は色々ありますが、その中の1つに筋トレが挙げられます。筋トレの方法もいろいろあります。
筋トレの中で体つくりのエキスパート理学療法士の私がおすすめするのがピラティスです。
ピラティスは筋トレとストレッチ両方の要素が含まれており、効率を考えたら一番おすすめです。
ピラティスは元をたどればリハビリの手法です。
子供から高齢者まですべての人が体を機能的に正しく使えるようになる万能のエクササイズなのです。
この記事はピラティスとは何かについて書いていきます。
ダイエットで筋トレしたいけど何がいいの?
よく聞くけどピラティスって何?
これらの疑問に答えます。
そもそもピラティスとは何か
ピラティスはヨガと混同している方も多いと思います。
ピラティスは体が本来持っている機能を正しく使うためのエクササイズであり、ヨガはとはまた全然違います。
ピラティスとは
ピラティスとは、20世紀初頭にドイツ人で軍の看護師をしていたジョセフ・ピラティスが考案した身体調整法です。
この身体調整法は、第一次世界大戦中に負傷した兵士達のリハビリとして開発されたといわれております。
その考え方がコントロロジーと言われ、「自分の体をいかに意識して自在に動かせるか」が重要視され、世界中に広まりました。
現在ピラティスには多くの団体がありますが、リハビリに特化したりスポーツに特化したりと団体ごとで研鑽されております。ここでは団体の話しは割愛させていただきます。

ピラティスの種類
マットピラティスとマシンピラティスにわけられます。
自宅でできるのは主にマットピラティスで自分の体だけでエクササイズが可能です。エクササイズをやりやすくするために、ピラティスリングやブロックなどを使用したりもします。
マシンピラティスは専門のピラティススタジオで行われることが多いようです。自宅に持っている方もおられますが。
マットピラティスでは動きがなかなか難しいところもあり、それをマシンで使うとよりやりやすくなるのです。高齢者や痛みがある方などマシンを使用することでピラティスの効果を発揮することができます。体験したいのであれば、お近くのピラティススタジオに行ってみると楽しいかもですよ。
効果
効果としては大きくわけて以下の5つです。
姿勢の改善
バランス能力の向上
痛みの改善
ダイエット効果
血液循環の改善
ダイエット効果も入っていますよね。海外の研究で実証もされているみたいです。
肥満女性に対して、16週間のピラティスプログラムが参加者の体重、内分泌および体脂肪量を有意に減少させ、筋肉量も有意に増加させることが報告されているみたいです。
この理由は明確には説明されていませんでしたが、以下のことが考えられます。
ピラティスによって日頃なかなか使われない深層(インナー)の筋肉が刺激されて、体全体の基礎代謝量が増え痩せやすくなったのかもしれません。
深層(インナー)の筋肉が働くことで、浅層(アウター)の筋肉が働きやすくなり、基礎代謝量が増えるかもしれませんね。
どうせ筋トレやるならピラティスをしましょう

筋トレを効率的にやれるのはピラティスだから、どうせ筋トレをやるならピラティスをしましょう。
ピラティスは筋トレと同時にストレッチもやれるので効果的なのです。
体作りにおいて柔軟性は必要です。それを一緒にできるなんてなんて画期的なことか。
後ピラティスの効果も知ったら、普通の腹筋や腕立て伏せをするよりピラティスをした方が良いかなと思って僕はピラティスを始めました。
ガンガンジムで運動するのも良いですが、ピラティスだと無理に負荷をかけすぎて腰を痛めないし、体にもとても良いです。
ピラティスをすると自分に合った体の使い方や動かしたを覚えられます。
トレーニングで鍛えたいという場合もまずピラティスをしておくと、トレーニング中に無駄な動きがなくなり、効果的に筋肉がつけれるようになります。
日常生活(運動中もそうですが)において、無意識のうちに体を正しく動かせるようになるのがピラティスです。すべての動作がピラティスになるような体の使い方や呼吸の方法ができれば、とても健康的にもなり、効率的です。
ピラティスは医学的にもおすすめである

ピラティスは子供から高齢者まで、病院からスポーツの現場までさまざまな人や場所で活用されています。
スポーツ選手はピラティスと体得してスポーツのパフォーマンスがあがったりします。
80歳女性で杖ついて腰がまがった方が、ピラティスを始めて背中がシャンとなり杖をつかなくなりました。
また、スキマ時間に1日10分のピラティスで1ヵ月で2㎏痩せた理学療法士もいます。
そして科学的根拠として、アメリカでの文献が多く出ています。
日本でも整形外科のお医者さんがピラティスに魅了され、ご自分がされたり自分で資格をとったり、自分の病院に取り入れたりしています。
ピラティスの可能性はこれからまだまだ爆発的に伸びていくと思います。
医学的にも根拠もあり、病院で使われているので本当におすすめできます。
ダイエットするならピラティスをおすすめるまとめ
いかかがでしたでしょうか。
ダイエットをするなら筋トレとストレッチ両方できるピラティスをおすすめします。
ピラティスは、姿勢改善、バランス能力の向上、痛みの改善、ダイエット効果、血液循環の改善と効果をみてもとても魅力的ですよね。
ピラティスで自分に合った体の使い方や動かし方を覚えることで、無意識に日常生活で動けるようになると健康的になり、楽しく痩せることができると思います。
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